『万年筆インクを楽しむ本』の徒然感想

趣味の文具箱特別編集の『万年筆インクを楽しむ本』

を読みながら感じたこと考えたことを徒然に。

 

その前にまず、お迎えを迷っていらっしゃる方に対しては、

この価格でこれだけのインクカタログは圧巻です、

ということをお伝えしたいです。



 

ご当地インクの多さに驚いた


今までの故郷のインクシリーズでも書いてきたように、

ご当地インクには、

その土地ならではの風物のストーリがのっかっているので

お迎えするのに格好の理由もとい口実があってとてもお迎えしやすい。

お店側にとっても差別化できる格好の商品だなぁと。

文房具屋さんが盛り上がるのはとても嬉しい。

 

好ましい本末転倒⁉


目的地に向かうためのツールのインクが

目的そのものになっていておもしろいなぁと思った。

マステの時と似てるなぁと。

ラメとか、シマーリングとか、

万年筆に入れられないものは使えないのでお迎えできないけど、

SNSで拝見してると、きれいでいいなぁと思う。

選択基準が、メーカー×色だったところから、

ストーリーや周辺のツールとの抱き合わせとか、

ラメとか混色とか、おびただしく増えていってる感じ、

ブームが文化になる過程に注目していきたい。

 

私にとってインクとは…


書く時に、思考に刺激をくれるもの。

自分を変えるには、

住む場所・付き合う人・時間配分を変えること、

というのはよく聞くけれど、

筆記具やインクを変えるのは

思考を変えるきっかけになるとひっそり信じています。

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