アナログなタイムスリップ

誕生日前は自己分析推進月間ということで、
思い立って小学生の時に書いてた日記を実家からお取り寄せ。

自筆による記録の威力に衝撃を受けました。
ノートの中には、確かに小学生の私がいました。

小学生の私は、(当たり前ですが、)全く今の私とは別人で、
でも記憶がぶわって蘇ってくる感覚が連続してやってきて、
別人なのに記憶はある、という不思議さ。
漫画や映画で見るタイムスリップってこういう感覚なのかも。
アナログな日記でタイムスリップはできる!

お父さんと朝5時に起きて釣りに行った、とか、
お母さんが私のお店に来てくれた、とか
両親を中心とする周りの大人の愛を、(恐らく当時の私よりも)如実に感じてじーんとしたり、
母親の入院中、親戚の家に行っている間の日記には、
両親との電話の内容とか、お父さんにファックスを送ったとか、
離れている両親とのエピソードがたくさん登場していて、
「あぁ、きっと寂しかったんだな」と子どもの頃の自分に対して愛おしく思ったり、
今まで味わったことのない感情がうずまいてぐっとしちゃいました。
特に、自分に対して「愛おしい」と思ったことが初めてだったので、衝撃を受けました。

子どもの頃の写真やビデオは今まで何度も見てきましたが、次元が違う生々しさ。リアリティ。
ただあった出来事をシンプルに書いているだけの日記なのに、
20年経って読み返すと、ストーリーや背景がぎゅうっと詰め込まれているように感じました。
頭の中を残すのはやっぱり文章なんだなぁと文章信仰がますます増したのでした。

1日も欠かさず日記を続けた小学生の私、ありがとう!
これからももりもり書いて今の私の頭の中をしっかり残しておきたいと今までで一番強く思ったのでした。
(そして週次でまとめ書きしがちな日記の書き方を反省したのでした。)





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