スタンフォードの自分を変える手帳

『スタンフォードの自分を変える教室』を久しぶりに読み返して、
手帳の使い方に関連する部分が多くて驚いたので、まとめてみます。

ToDoリスト、

たくさん消化できた!

全部消化できた!

明日もこの調子!

という次の日に限って

散々な結果に・・・

といった経験がよくあったのですが、

理由が分かりました。

手帳も使い方によっては、

脳がさぼる絶好の口実になる、

かもしれません・・・。

 

ToDoリストの落とし穴
  • ToDoリストに書き出しただけで、
    やった気になってしまう
  • ToDoリストにチェックを入れると、
    「良いことをしたんだからさぼっても良いよね!」
    という状態に陥りがち
  • 明日の自分は、今日の自分よりできる!
    と思いがち・・・そして下図のような悪循環・・・

  •  

私も今まで散々してきたのですが、

自分を責めたり、

自分に対して厳しくしたりすることは、

やる/やめる習慣を身につけるうえでは何の効果もないどころか

マイナスに働いてしまうそうです。
カナダの大学で行われた心理学の実験で、

試験ぎりぎりまで勉強しなかったことについて、
自分を責めた学生グループと、

自分を許したグループとでは、

自分を許したグループの方が、

次回の試験では着々と準備するようになったそうです。

自分を責めると、落ち込んでしまい、

次に何をすべきか冷静に分析できなくなるようです。

ToDoリストの落とし穴がこんなにあるとすれば、

どうしたらいいの?という点をピックアップしました。
  • ToDoを消化できなくても自分を責めない
    消化できなかったのは見積もりの甘さによるもの、
    ”明日の自分2.0”現象のせいと割り切る
  • ToDoリストの✔の数に固執しない
    ✔は多ければ多いほど良い、と思いすぎない。
  • 明日のToDoをこなす自分をシミュレーションしてみる
    ToDoを行う上で発生しそうな障害・誘惑について対策をあらかじめ考えてみる

今回この本でToDoリスト、

手帳の使い方について考え直してみて、

ToDoリストを使う目的(備忘、やりたいことを確実にする、すべきことを確実にする、etc.)

リストに書く各項目が、その日の自分にとってどういう意味を持つものかを

もっと意識しないとなぁと思いました。

本当にやりたいこと、やっておいた方が良いことって

どんどん流されていく。

そもそも本当にやりたいことって・・・

といったことがどんどん埋没していくようで焦る。

今は、そこを掘り出してあげるための

手帳によるセルフマネジメントをしたいなと思います。

手帳の使い方については、「術」という言葉で語られることが多く、

この方法を採用すれば上手くいく!と紙の上で満足してしまいがちなので、

そもそもそれで何がしたいんだっけ?方法だけで満足してない?ということは

自分に常に(優しく!)問い続けたいです。

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