日本語教育を学ぶことで外国語学習を振り返る vol.1
日本語教育の勉強を外国語学習に還元しようという試み。
日本語教育について勉強していると、外国語学習に役立てそう!というポイントがいくつかったので、
文章にまとめてみることにしました。
日本語教育について勉強していると、外国語学習に役立てそう!というポイントがいくつかったので、
文章にまとめてみることにしました。
日本語の勉強してると、あぁ日本語の発音はちゃんとできてるんだな、ということにはっとする。当たり前なんだけど、今まで外国語の発音ばかり気にしてたから、新鮮。新鮮なんて言葉じゃあっけない。試験終わったらちゃんと文章にまとめる。
— Chiharu (@ume_64) October 19, 2017
これだけ読むと日本語の発音体系が優れているみたいな意味にとれてしまいそうですが、
自分が日本語をちゃんと発音できている、という意味です。
日本語の発音の誤りの例を聞いてみると、
何が間違いか聞き分けることができる。
さらに、自分で発音してみると、
自分の舌の位置はちゃんとテキスト通りの位置にあるようだと、
当たり前といえば当たり前のことに何だかしみじみと感動してしまった時のツイートでした。
英語の発音トレーニングをしてみるも、いざスピーキングをするとばりばりの日本語英語で、
外国語の発音に苦労していたからです。
日本語の発音に関する主な誤りの例は下記の通り。
-調音点(舌の位置)
-調音法(破裂音、摩擦音、破擦音…)
-イントネーション(文のどの語を強調するか、文章・単語内の音の高低)
-母音欠落
-有声音の無声化
などなど・・・
例えば、ざっし(雑誌)→じゃっしは調音点の誤り。
実際に自分で発音してみると、「ざ」の時の舌の位置と「じゃ」の舌の位置が異なることが分かります。
今まで歯茎音、歯茎硬口蓋音などの用語は知っていたものの、母語の誤用例を通して学ぶことで、
初めて身体的な感覚と用語が結びつきました。
母語の発音の誤りを学ぶことで、自分の英語の発音の誤りの分析、改善に役立てるのでは、と思い、
自分の英会話レッスンの録音を聞いてみる。
なんだろう、流れていない、息が止まっている・・・?
単語の中でも音がぶつ切り、フレーズ、センテンスがまとまりになっていない。
なんか聞いてて苦しい・・・!
分析してみると、常に子音+母音がセットの日本語の発音と同じように発音しているため、
英語の子音の発音に必要な息の勢いが足りていないように思われました。
確かに、"r"とか、"th"とか、舌の位置には注目してたけど、息の勢いがないとその音にはならないな、と実感。
舌の位置を気を付けるだけでなく、英語の発音に必要な息の勢いに気を付けてみる必要がありそうです。
英会話でしゃべりながら発音にも気を付ける、ことは今の自分にはとても難しいので、
発音トレーニングで息の勢いに注目してみることにします。
今使っている発音トレーニング本↓
考えながらしゃべるときの発音が崩れないよう、発音の自動化を目指して訓練中。
一定のテンポに合わせて単語、フレーズ、フレーズを用いたセンテンスの発音を訓練する本なので、
単体の音の発音だけでなく、フレーズ、センテンスまとまりの発音の訓練に良さそうです。
というようなことをぐるぐる考えていて、
"mother tongue"はだから"tongue”なのね・・・!と一人で感動している今日この頃です。
vol.1としたので、何とか続けるぞ・・・!
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