新しい環境で戸惑ったときに試すこと

新しい環境に来ると、

あぁ、今まで自分は比較的似ている人の集団にいたんだなぁ

と実感することがあります。

仕事柄、プロジェクトワークの期間が長く、

数か月~長くても2年以上同じメンバと働き続けることがなく、

新しい環境に身を置くことは慣れていたつもりだったけど、

それでも、

わぁ、どうしよう、

ということが時々あります。



その度に、

自分に何が起こっているのか、

周りの人と自分、何がそんなに違う(と感じている)のか、

などなど、思いを巡らせて心を落ち着けようと試みます。








最近もそんなことがあり、

見つけた軸が一つ。

他人に積極的に影響を与えていくことを大切にしているタイプ

と、

影響を与えることなんて思いもよらないタイプ。



私は後者のタイプで、

今思うと、

後者のタイプが多い環境で育ってきたんだなぁ

ということが、

新しい環境に来て初めて分かった。



影響を与えたい人は、影響を与える前提で会話をするし、

影響を与えることなんて思いもよらない人は、影響前提の話をしてもピンとこない。

影響を与えたい人は、影響を与えることなんて思いもよらない人の話に、

「その人のオリジナリティ」が見えずもどかしく感じる。



意見とか、コンテンツの違いではなく、

発話の根っこにある前提や、信条といったものがすこーんと異なる人との会話は、

絶望的にむなしく感じる時があれば、

わくわくするほどおもしろく感じる時もある。



似た者同士の中にいたら味わえない感覚。

自分の枠がぐにゃっとなって足元がぐらぐらするような不安な感覚。

海外一人旅で時々味わうような心細さ。

そう思うと、ずっと海外旅行してる感覚で楽しいじゃん、と思えてくるから不思議。

久しぶりに海外行きたいなぁ…



違う!どうしよう!

の後には、

ちょっと無理…

もあるし

海外旅行みたーい

もある。

選択肢は自由。

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