仮説思考とルールのない手帳術

書くこと、考えること、行動を起こすこと、買い物、何を食べるか、

日々考えないといけないことはたくさんあります。

どう考えていいか分からない、あれこれ頭に浮かんでは消えてにっちもさっちも、

という時に役立つのが、

仮説思考です。

名前の通り、間違ってて良い、という前提で、

最初にこれだ!と決めてしまうということです。

「何食べたい?」「何でもいい。」

「じゃあ中華は?」「中華はちょっと・・・。」というあれです。

何か具体的なものを出すと初めて思考は動き始めます。

考え始めるには、ひとまず「仮で決めてしまう」ことで

ハードルを下げることが大切です。

 

…というざっくり過ぎる仮説思考の前置きのもと、

この考え方って、手帳の使い始める時にも役立つな、

と本を読んで気づいたので記録してみます。

手帳に書くこと、書き方、そもそも選び方・・・

シーズン毎に何冊も雑誌で特集が組まれるように、

手帳は種類も様々で、本当に自由度が高い。

活用したい!という並々ならぬ思いをもって鼻息荒く始めたものの、

しばらくすると、あれ、真っ白・・・ということを今まで何度も繰り返してきました。

そんなときは、

何のために、何を書くかを全く決めずに適当に始めた時と、

これとこれとこれとこれをこことこことここに書く!

と鼻息荒くがっちがちのルールを作って始めたときが多かったように思います。

手帳を始める時には、

何も決めないと何も書けない、

決めすぎるとライフスタイルに合わず書けなくなる、

を避けるために、

「緩いルールをひとまず決めてみる」が良いのかな、と思ってます。

手帳のサイズ、フォーマットにもよりますが、

「食べたものと使った金額だけは毎日メモしてみる」

とか、

「1日で1番印象に残った気づきのみメモする」

とか、記録しておきたい、と思った2~3個のテーマだけで

初めてみるのがおすすめです。

というのも、

何をどう書くか何も決めていないと、

「あ、これは手帳に書こう」「これは書かなくて良いかな。」

と毎回思考を挟まないといけなくなるので、

手帳を書く(そもそも開く)ハードルが上がります。

逆に、<バーチカルで毎日きっちり予実管理!>と、

かがちがちに決めて始めちゃうと、

これもまた手帳を書くハードルがぐんと高くなり、

(気づかぬうちに)自分の中で手帳に向かうことが負荷になってしまう気がします。

 

少しのテーマでちびちび書いてるうちに、

こんなことも残しておきたいかも、

とか

これはメモしなくても良いかな・・・

ということが少しずつ見えてきます。

最初に決めた―テーマ(仮説)の検証が進みます。

「小さく始めて深く育てる」

手帳ライフは続ければ続けるほど味がじゅわーっと染みて楽しいです。



 

 

 

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