メタ認知トレーニング②文章を理解する喜び

最近の研究テーマは「人が文章を理解する仕組み」です。

色々本を読んで思ったことは、

意味を理解する先にあるものが大切、ということです。

詳しく言うと、

<文章理解のステップ>

①文字を見る。

②文字・文章だと理解する。

③文章の意味を理解する。

④自分の今まで生きて経験したこと・見聞きしたことを総動員して意味をイメージとして理解する。

があるとして、

④にて、「この意味は私にとって何?」

「今まで見聞きしたもので関係あるものって何だっけ?」

の問いと答えがぽんぽんと結び付けられる人は、

何を読んでいて楽しいだろうなぁと深々と気づいたのです。

抽象化⇔具体化の行き来が瞬時にできる人。

私もそうなりたい!と思って、本を読む時間を無理やり減らして

④の時間を増やそうと鋭意努力中です。

具体的には、

(1)本読んで、ノートの左側のページに印象に残った個所のメモを取って、

(2)その個所に対する自分の考え、思い出したこと、疑問、その疑問に対する答えなど

メモとった以上の分量の考え事を右側のページに書き出す

ということをしています。(with Moleskineラージ サファイアブルー)

なかなか右側のページが埋まらないのですが、

先が読みたけりゃ書き出さないと読めないよ、と自分に課しています。

インプットって気持ち良いんだけど、読み終わった後何も残らない

(何かは残っているかもしれないけどうまく取り出せない)

ことが多いので、このトレーニングが功を奏せば良いなと思ってせっせとノートに向かう日々です。

 

 

 

 

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